Nation-State
criticism
言文一致論(「精神の歴史」のためのプロレゴメナ)
ハイゼンベルク(1)の不確定性原理Uncertainty principleは奇妙なものである。この原理を生活レベルに(つまりあえてマクロレベルに)翻訳すればこうなる。われわれがグラスなどの対象をみるとき、目から発せられ [...]
fragment
言葉は夜のうちに
ぼくは、言葉を直接現実に作動させる経験論を諦めていないし、またひとびとの精神を、物体の重力から引き剥がす言葉の独自性も信じている。そして、かつての偉大な文学者たちの言葉に触れるとき、彼らがそうした思考を追い求めていたこと [...]
philosophy
リプレゼンテーションと民主主義
物自体とその表象、という二重体において世界を思考するやり方、リプレゼンテーションの問題は、もちろん、今日われわれの社会で運営されている議会制民主主義Representative Democracyと呼ばれるものの問題と切 [...]
criticism
醜悪な戦争、精神と肉体の弁証法
イスラエル軍は空爆の映像を世界に配信している。とにかくひどいという印象をわたしに抱かせる。この映像のフレームそのものが醜悪であり、撮影する者が代表している人間の醜悪さ、まるで人類の善を気取り、代表するような傲然とした態度 [...]
philosophy
意味と出来事
言葉は、それが言葉であるかぎり、きっとなんらかの対象を持っているはずである。対象というのは、要するに、出来事であるとか、物であるとか、そういうもののことである。たとえば、「海」という言葉は、現実の《海》を指示しているはず [...]
philosophy
記憶と忘却は対立する概念なのか?
わたしたちは、簡単に「記憶する」、とか「忘却する」とかいう用語を使う。これらの用語を並べて用いるとき、当然、「善」と「悪」同様、両者は概念としては対立しているように思われる。したがって、ジャック・デリダやハンナ・アーレン [...]
history
問題構成の移動?
このところ、何かがおかしいと感じている。何かが決定的に足りないと感じている。――足りないのは「わたし」というよりも、「世界」である。さらにいえば、「世界」というよりも、「わたしの思考する世界」である。蛮勇をふるって、さら [...]
criticism
文学とスピノザ的平面
文学、それは恐るべきものである。なにしろ、文学は、ネーションを作ってしまったのだから。その意味で言えば、あるひとつの文学的なものが、ネーションの胎動とともにあらわれ、そしてネーションの老化とともに消え去る運命にあるのもま [...]



