Derridianism
Haec cum ita sint a Chrysippo explicata, si illi, qui negant adsensiones fato fieri, fateantur tamen eas sine viso antecedente fieri, alia ratio est; sed, si concedunt anteire visa, nec tamen fato fieri adsensiones, quod proxima illa et continens causa non moveat adsensionem, vide, ne idem dicant. Neque enim Chrysippus, concedens adsensionis proximam et continentem causam esse in viso positam, eam causam esse ad adsentiendum necessariam concedet, ut, si omnia fato fiant, omnia causis fiant antecedentibus et necessariis; itemque illi, qui ab hoc dissentiunt confitentes non fieri adsensiones sine praecursione visorum, dicent, si omnia fato fierent eius modi, ut nihil fieret nisi praegressione causae, confitendum esse fato fieri omnia; ex quo facile intellectu est, quoniam utrique patefacta atque explicata sententia sua ad eundem exitum veniant, verbis eos, non re dissidere.

philosophy

二つの時間概念――純粋な現在とはなにか

2010.07.21 | Dilect Link | Comment?

社会が悪いのではない、己が無力なだけだ……。社会に認められようともがく若者は、社会に貢献できていない現状を気に病みながら、社会ではなく己の才能が足りないのだというもっとも不愉快な解決法に満足せざるをえない。己が認められよ [...]

criticism

二つの言語論(「精神の歴史」のためのプロレゴメナ3)

2010.04.11 | Dilect Link | Comment?

ジャック・デリダは言う。
比喩というのは、言語の起源ということである。なぜなら、言語はもともと隠喩的なものだからである。…隠喩は《意味するもの》の戯れとして存在する以前の観念あるいは意味(こう言ってよければ《意味されるも [...]

criticism

ただ、彼らの横を通り過ぎた

2008.12.20 | Dilect Link | Comment?

言葉がみちて、やがてあふれて現実を穿つとき、わたしたちは、それを《出来事》と呼ぶことがある。それは真理の名に値する唯一のものであり、そして同時に名状しがたい美しさをもっている。
だが、こうした「思考」を否定する背面世界論 [...]

philosophy

プラトニズムを追求すれば、ひとは外へ出てしまう

2008.08.21 | Dilect Link | Comment?

いつしか、わたしは不思議な感覚に囚われるようになった。それは、歴史よりも、文学のほうが、大きな概念なのではないか、ということだ。なぜ、ホメロスは、歴史家ではなく、文学者と呼ばれるのだろうか。『イリアス』は、なぜ、歴史書で [...]

literature

狂気について

2008.04.09 | Dilect Link | Comment?

わたしは、病院で、こういう話をした。医者は黙って聞いていた。わたしは、この話をするまで、彼のことを、すっかり忘れていた。

ある男――つまり《彼》が、こんなことを言っていた。
「最近、ひとから、本気の言葉をついぞ聞かな [...]

criticism

理論家の任務――丸山真男について

2008.02.04 | Dilect Link | Comment?

丸山真男はこういっている。
本来、理論家の任務は現実と一挙に融合するのではなくて、一定の価値基準に照らして複雑多様な現実を方法的に整除するところにあり、従って整除された認識はいかに完璧なものでも無限に複雑多様な現実をすっ [...]

philosophy

言葉の無力

2008.01.27 | Dilect Link | Comment?

A: 言葉は無力である、とあなたは言った。
B: そうだ。言葉は無力だ。言葉は、本質的に、比喩なのだ。レトリックといってもいいし、現実のまとうリプレゼンテーションといってもいい。ただし、リプレゼンテーションは、じつは、 [...]

history

日本の実証主義の特異な構造について

2007.06.17 | Dilect Link | Comment?

いくらか専門的な話になるが、眠気と酔いにまかせて今日はつまらない話をしよう。この現象は、日本の特異な言説空間をよく示しているといっていい――日本の実証主義の構造についてである。構造――構造というのは正確ではない。もっと、 [...]

history

出来事について

2007.01.25 | Dilect Link | Comment?

歴史にとって出来事とはなにか……。この問いに答えるのは容易ではない。わたしはもはや、歴史にはうんざりしているのだが、それはこの装置が徹頭徹尾反復の装置だからである。たしかに、最初の反復には意味がある。意味……。いい加減勘 [...]