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チャップリン
おそらく、名前くらいならほとんどの日本人が知っているだろう、チャップリンであるが、しかし、彼が残した傑作の数々を実際に観たことがある人間は、ずいぶん、少なくなっているのではないだろうか。かくいうわたしも、『独裁者』をレン [...]
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ベルナルド・ベルトルッチ『ラスト・エンペラー』
言わずと知れた超大作。この映画をもって、鬼才ベルトルッチは巨匠となり、坂本龍一は名実ともに“世界のサカモト”となった。 個人的な述懐になるが、わたしがこの映画に触れたのは小学校のとき、それも音楽においてである。母親がテー [...]
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鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』
1980年代における日本映画の金字塔のひとつ。この映画の叩き台となった「サラサーテの盤」の原作者である内田百?は、尾崎紅葉や「夢十夜」の夏目漱石、泉鏡花から、室生犀星、あるいは川端康成へとつづく、ある特異な系譜に位置する [...]
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スピルバーグ『A.I.』
A.I.を鑑賞。スピルバーグお得意のSFファンタジーもの。本作は『2001年宇宙の旅』の監督で先ごろ亡くなったスタンリー・キューブリックにささげられる。 なかなかおもしろかったと言っておこう。本作に期待した鑑賞者は多かっ [...]
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アニエス・ヴァルダ『落穂拾い』
某所の映画館でアニエス・ヴァルダ監督作品、『落穂拾い』を鑑賞する。ミレーなどバルビゾン派の絵画に多くみられる落穂拾いの主題から着想を得て撮られた、ドキュメンタリータッチのロードムーヴィーである。齢七十台半ばを迎えようとし [...]
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シュミット『ラ・パロマ』
中世以来の貴族の息子イジドールは、盛り場の歌姫パロマを見初め、無限の愛を注ぐ。病で医者から余命わずかであることを告げられたパロマは彼の愛人となり、結婚するも、彼を愛することはなく、イジドールの友人、ラウルと一夜をともにす [...]
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ホウ・シャオシェン『非情城址』
台湾には、今日でも、戦前から居住する本省人と、戦後に中国大陸からやってきた外省人とのあいだに根深い対立がある。歴史的に言えば、日本の敗戦・撤退の後、一九四八年二月二八日、外省人は、本省人の弾圧を敢行した経緯がある。この、 [...]
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ジャン=リュック・ゴダール『東風』
東風と西風。かの5月革命の影響のなか、JLGを中心とするジガ・ヴェルトフ集団によってつくられたもっとも美しい闘争映画のひとつ。政治的西部劇の自己批判といった形で展開する本作は、「二つの戦線を同時に戦う」「造反有利」という [...]
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パゾリーニ『アポロンの地獄』
パゾリーニ初のカラー作品。パゾリーニ自身、この作品を「映画的」であると評しているように、きわめてよくできた作品であろうと思われる。『奇跡の丘』を撮った後、あいだに3作を経て、それなりに映画的な手法をパゾリーニが身に付けて [...]
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ルノワール『大いなる幻影』
わたしはルノワール作品はこれが最初の鑑賞であり、数ある作品群から帰納的に導きうるルノワール映画を総じて語る資格をもち合わせていないことを銘記しておく。 戦中の日本では、この映画は反戦的、反国家的であるという理由で上映を禁 [...]



