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Objectum ideae humanam mentem constituentis est corpus sive certus extensionis modus actu existens et nihil aliud. Si enim corpus non esset humana mentis objectum, idea affectionum corporis non essent in Deo (per corollarium propositionis 9 hujus) quatenus mentem nostram sed quatenus alterius rei mentem constitueret hoc est (per corollarium propositionis 11 hujus) idea affectionum corporis non essent in nostra mente; atqui (per axioma 4 hujus) ideas affectionum corporis habemus. Ergo objectum idea humanam mentem constituentis est corpus idque (per propositionem 11 hujus) actu existens. Deinde si prater corpus etiam aliud esset mentis objectum, cum nihil (per propositionem 36 partis I) existat ex quo aliquis effectus non sequatur, deberet (per propositionem 12 hujus) necessario alicujus ejus effectus idea in mente nostra dari; atqui (per axioma 5 hujus) nulla ejus idea datur. Ergo objectum nostra mentis est corpus existens et nihil aliud. Q.E.D.

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芸術について――認識論を超えて

2008.09.05 | Direct Link | 3 Comments

古代ギリシアはキオスのストア派哲学者、禿頭のアリストンは、こう言ったという。 最良のもの(徳)と、最悪のもの(悪徳)とについてだけ関心をもち、その中間のものにはどちらでもない態度をとる。それこそ、人生の目的(テロス)であ [...]

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プラトニズムを追求すれば、ひとは外へ出てしまう

2008.08.21 | Direct Link | Comment?

いつしか、わたしは不思議な感覚に囚われるようになった。それは、歴史よりも、文学のほうが、大きな概念なのではないか、ということだ。なぜ、ホメロスは、歴史家ではなく、文学者と呼ばれるのだろうか。『イリアス』は、なぜ、歴史書で [...]

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言葉の無力(解題)

2008.01.28 | Direct Link | Comment?

さて、わたしは、言葉は、《力》だと考えている。先の自己対話的エッセイにおいて、完全にAの主張に同意する。言葉は不完全であるとか比喩であるとかいったBのような思考にはうんざりしている。ニーチェは「権力への意志」について語っ [...]

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言葉の無力

2008.01.27 | Direct Link | Comment?

A: 言葉は無力である、とあなたは言った。 B: そうだ。言葉は無力だ。言葉は、本質的に、比喩なのだ。レトリックといってもいいし、現実のまとうリプレゼンテーションといってもいい。ただし、リプレゼンテーションは、じつは、現 [...]

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正しさと美しさ

2007.05.28 | Direct Link | Comment?

かつて、プラトンを批判すれば、なにがしかのものを言ったことになった時代があった。プラトンのようなイデア論を批判すれば、それだけで、形而上学を哂う悦ばしき唯物論になりえたのだ。たとえば、柄谷行人の『隠喩としての建築』という [...]

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デカルトのコギト――わたしという出来事

2007.05.18 | Direct Link | Comment?

デカルトの《コギト》。これについては多くのひとが少しは聞いたことがあるだろう。わたしがこれから語ることは、読者にそれほど理解されないだろうし、きっと誤解されるだろう。そもそも、読者に余計な期待はしていないつもりだが、問題 [...]

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声と文字について(デリダとの和解にむけて?)

2007.05.17 | Direct Link | Comment?

声と文字、このありふれた二つのツールについて、少しだけ考えをめぐらせてみよう。 声と文字は、ともに他者とのコミュニケーションのツールだが、その違いはなんだろうか。コミュニケーションのツールという点でこれらを比較すれば、伝 [...]

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不在なものの現前

2007.04.29 | Direct Link | Comment?

人間には、不在のものを現前させる《力》が二つある。それは、想像力と記憶力である。もちろん、これらは、内在的には区別できない。記憶力のまったく介在していない想像力は成立しえないし、またその逆も成立しえない。両者は混在してい [...]

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二つの理性

2007.03.10 | Direct Link | Comment?

古代ローマのストア派哲学者であり、劇作家であり、また皇帝の家庭教師でもあったセネカは、学問についての二つの大きな区分に注意を促している。《文献学》と、《哲学》とである。ギリシア語でいえば、前者はフィロ‐ロゴスであり、後者 [...]

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記憶・忘却・想像力

2007.01.30 | Direct Link | Comment?

わたしたちが普段何気なく、そして区別しつつ用いている言葉に「想像力」と「記憶力」とがある。いずれにしても、不在のものの現前という意味では同じものであろう。いまここにないものを現前させる、そうした力こそが、この二つに割り当 [...]