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瓦礫について
歴史家が向き合ってきたもの、それは瓦礫である。一般に、歴史家が扱うのは文献である、と考えられている。ならば文献と瓦礫とが同じものだと、この書き手は言おうとしているのかと、読者は疑うかもしれない。もちろん否である。瓦礫、そ [...]
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人文学の正午シンポジウム「歴史とは何か」のお知らせ
来たる3月4日(日曜日)、13:00より京都大学にて人文学の正午研究会、史創研究会共催のシンポジウムが開催されます。歴史とは何かをテーマに、小路田泰直氏と田中希生がなにか喋ります。どなたでもお越しいただけます。ふるってご [...]
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史創研究会機関誌創刊
昨年はじまった史創研究会の機関誌『史創』が2011年8月25日をもって創刊されました。創刊号執筆陣は小路田泰直、住友陽文、布川弘、西谷地晴美で、錚々たるメンバーのなかに田中希生も混じってなにか書いています。どこかで見かけ [...]
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第8回「人文学の正午」研究会のお知らせ
来たる9月25日(日曜日)、14:30より京都大学にて第8回人文学の正午研究会が開催されます。今回は小路田泰直さんが「思惟の歴史としての日本史試論」について報告されます。どなたでもお越しいただけます。ふるってご参加くださ [...]
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星座の貌をした歴史学
歴史が《星座》の貌をしていることを発見したのはヴァルター・ベンヤミンである。イマニュエル・カント以来、言葉と言葉とをつなげることのうちに、多くの近代の歴史学者は因果律を見いだしていた。だが、それを因果律と呼ぶのはすこし行 [...]
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政治と文学、国家の安全保障
文学と政治の関係はどのようなものだろうか。かつて、文学を政治的なものから切り離そうとする運動があった。というよりもむしろ、そのことだけが、文学という運動だったといってもいい。 こうした運動は、元来は文学と政治とが、いずれ [...]
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運命としての歴史学
ものや出来事の起源を、あるいはそこにそれがありまたそれが起きることの必然性を、ひとはたどりたがる。このようなひとびとの思考は、かならずどこかで択一を強いる二つの選択肢にたどりつくだろう。すなわち、起源や必然性を可能にして [...]
review
犬島銅製錬所跡
瀬戸内を旅した。抜けるような青空。空と同じ色の海面。日差しの焦がした肌を波の飛沫が濡らす。空にせよ海にせよ、両者の境界を時折横切っている島々の緑にせよ、恐ろしく単純な色彩が刹那の感を漂わせてかえって切なくさせる夏の一日。 [...]
history
誰が歴史家になるのか
孤塁を守る高貴な人たちがいる。国際的にも国内的にも、孤塁を守る人たちが、大群をなしているひとたちに閉鎖的といわれ、無防備なまま開放させられる。そんな社会になりつつあるようにみえる。辺土で大切に守られてきた、あるいはなんら [...]
criticism
再びフリージャーナリストを讃える
ジャーナリズムが《文学》の堕落した形態のひとつなのはたしかである。《文学》は虚構をあつかうのではない。むしろ嘘を吐いているときでさえ、真実を語ろうとすることが《文学》である。しかし、真実を語ろうとするあまり、実際に起こっ [...]



